日々、世界中で音楽に関する研究が行われ、新たな知見が生み出されています。音や音楽にかかわる研究は、音楽の歴史や理論を扱ったものをはじめ、心理学、社会学、音響学、近年では脳科学などとも結びついて、学際的な発展をみせています。また、「音」や「音楽」そのものを研究対象とする場合と、「音楽」が「ひと」に与える影響や「ひと」が「音楽」をどのように知覚するかといったような、「ひと」に焦点の当てたものにも分けることができます。
ヤマハ音楽研究所は、音楽といっそう真摯に、深く向き合っていくために、内外の専門家と協働して、音楽とひと、あるいは音楽と心や身体の関係をテーマとして研究活動を行っています。