『第12回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール』受賞者決定!
10年08月
こばやし かいと
~ヤマハマスタークラスで学ぶ小林 海都さん(14歳)が第1位(Bカテゴリー)を受賞~
8月7日から15日にかけてドイツ・エトリンゲンで行われた『第12回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール』において、ヤマハマスタークラスで学ぶ小林海都さん(14歳)が、第1位(Bカテゴリー)に輝き、併せてハイドン賞を受賞しました。
小林さんは横浜市在住の中学校3年生で、4歳からヤマハ音楽教室に入会し、現在はヤマハマスタークラスに在籍しています。2009年には『第25回かながわ音楽コンクール』ユースピアノ部門で神奈川県知事賞(総合1位)を受賞するなどの評価を受け、将来を期待されています。
小林さんが参加したエトリンゲン国際青少年ピアノコンクールは20歳以下の若者のためのピアノコンクールとして1988年より2年ごとに開催され、ピアニストの登竜門として世界的に認められています。日本人では過去に上原彩子さん(1992年Aカテゴリー)、梯剛之さん(1994年Bカテゴリー)らが第1位を受賞しています。
今年は41カ国から267名の申込みがあり、録音音源審査による予選を通過した108名のうち、棄権者を除く97名がエトリンゲンでの本選に出場しました。コンクールは15歳までが出場するAカテゴリーと20歳までが出場するBカテゴリーとに分けられており、小林さんはBカテゴリーに出場しました。ファイナルとなった2次審査では、L.v.ベートーヴェンの「ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27 Nr.1」、R.シューマンの「交響的練習曲Op.13」などを演奏し、審査員から「マイナスの要素が見あたらないほどすばらしい演奏」との高評価を得て、今年の同カテゴリー出場者中、最年少にして第1位に輝きました。
《4月に行われたヤマハマスタークラス ピアノコンサート》 《第12回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール 受賞後》
| 受賞のコメント 賞の発表は5位からだったので、最後までドキドキしていました。1次審査では心をこめて楽しく弾けましたが、今の自分のベストの演奏ではないと思っていたので、2次に進めた時にはがんばろうという気持ちが強かったです。朝からずっと演奏をイメージして臨み、本番では初めて緊張で手足が震えました。弾いている時は夢中で、細かいことは覚えていませんが、観客席の皆さんが喜んでくれているのがわかって嬉しかったし、第1位という結果になったのは本当によかったです。 今回、ヨーロッパに行けて、日本にはない響きのイメージを持つことができたことは、すごく大きかったと思います。将来の夢は世界的に活躍するピアニストになること。その夢に向かって、ピアノも語学もがんばっていきたいです。 |
詳細は、下記の通りです。
【Bカテゴリー受賞結果】
| 氏名 | 生年 | 出身国 | |
| 第1位 | 小林 海都(こばやしかいと) | 1995年 | 日本 |
| 第2位 | Aleksandra Swigut | 1992年 | ポーランド |
| 第3位 | 本山 麻優子(もとやままゆこ) | 1993年 | 日本 |
| 第4位 | Jamie Bergin | 1989年 | イギリス |
| 第5位 | MinSoo Hong | 1993年 | 韓国 |
【小林海都 プロフィール】
1995年10月13日 神奈川県横浜市生まれ。
4歳でヤマハ音楽教室に入会。2008年よりヤマハマスタークラス特別コースに在籍。
2007年、第23回かながわ音楽コンクール Cの部 最優秀賞および横浜市長賞。
同年トップコンサートPart21にて、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。
2009年、第25回かながわ音楽コンクール 神奈川県知事賞(総合1位)。
2009年、第63回全日本学生音楽コンクール 中学生の部 全国大会第3位。
湯口美和、吉永哲道、岩槻美穂、後藤康孝、秦はるひ、佐藤俊、岡田博美、Vera Gornostaeva、Christopher Eltonの各氏に師事。
【演奏曲】
<1次審査> 出場日:2010年8月9日
| 作曲者 | 曲名 |
| F.J.ハイドン | ソナタ ニ長調 Hob.XVI:24 Allegro |
| J.S.バッハ | 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV 847 |
| F.ショパン | エチュード ロ短調 Op.25 Nr.10 |
| R.シューマン | in der nacht「夜に」(幻想小曲集Op.12より) |
| R.シューマン | Traumes Wirren「夢のもつれ」(幻想小曲集Op.12より) |
<2次審査> 出場日:2010年8月10日
| 作曲者 | 曲名 |
| L.v.ベートーヴェン | ソナタ 第13番 変ホ長調 Op.27 Nr.1 |
| R.シューマン | 交響的練習曲Op.13 |
| 矢代 秋雄 | ピアノ・ソナタ(1961年)第1楽章 |
【第12回エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール 概要】
■開 催 地 : エトリンゲン(ドイツ)
■期 間 : 8月7日~8月15日 最終日は表彰式と入賞者によるコンサート
■カテゴリー区分: Aカテゴリー 15歳以下/Bカテゴリー 20歳以下
■参 加 者 : 申込み総数267名
音源審査通過者108名(Aカテゴリー49名、Bカテゴリー59名)
1次審査出場者 97名(Aカテゴリー45名、Bカテゴリー52名)
※Bカテゴリー1次審査出場者52名 国別内訳:
韓国(11)中国(10)ドイツ(6)日本(6)アメリカ(6)オーストラリア(2)香港(2)フィンランド(1)
フランス(1)イギリス(1)インドネシア(1)ポーランド(1)ルーマニア(1)ロシア(1)セルビア(1) ベラルーシ(1)
Bカテゴリー2次審査出場者12名(2次審査実施はBカテゴリーのみ)
■審 査 員 長 : ロベルト・ベンツ(ドイツ・マンハイム音楽大学教授)
■賞 / 賞 金 :
| Aカテゴリー | Bカテゴリー | |
| 第1位 | 2000 ユーロ | 5000 ユーロ |
| 第2位 | 1000 ユーロ | 2500 ユーロ |
| 第3位 | 750 ユーロ | 1250 ユーロ |
| 第4位 | 600 ユーロ | 1000 ユーロ |
| 第5位 | 500 ユーロ | 750 ユーロ |
【ヤマハマスタークラスについて】
ヤマハマスタークラスは、ヤマハ音楽教室で学ぶ生徒の中で、特に音楽家としての優れた資質や才能を持つ生徒を対象に、さらに高い目標を達成するために必要な環境と演奏力向上の機会を提供する目的で、1988年に開設されました。以来、2001年第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール ピアノ部門第1位の三浦友理枝さん、2002年第12回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門第1位の上原彩子さんなど国際コンクールの優勝者をはじめ、数多くの音楽家を世に送り出し、社会的にも高い評価を受けています。2007年にレッスンシステムを新たにし、オーディションによって選ばれた生徒が受講する「ピアノ演奏研究コース」とさらに高度で幅広いレッスン内容に基づいた「特別コース」の2つのコースを開設しました。定期レッスンのほかに、国内外の著名ピアニスト・音楽家による公開講座や公開レッスンなど、充実したプログラムで質の高い音楽教育を行っています。現在「ピアノ演奏研究コース」は、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡で、「特別コース」は東京で展開しています。
また2009年からは、エレクトーン演奏に優れた資質を持つ生徒を対象に、「エレクトーンゼミ」を東京で開講しています。当コースは、年間を通じて行う演奏レッスン、作編曲、総合講座に加えて、生楽器とのアンサンブル等の特別レッスンを行い、幅広い音楽知識と卓越した演奏表現力を身につけます。

