ヤマハ音楽支援制度2010年度「音楽活動支援・研究活動支援」授与式 開催

ヤマハ音楽支援制度2010年度「音楽活動支援」「研究活動支援」の対象者が決定し、2月23日、ヤマハ音楽振興会本部にて認定証の授与式を行いました。
本年度の「音楽活動支援」は18件の応募の中から1件を、「研究活動支援」は45件の応募の中から3件を支援対象として決定し、2010年4月から2011年3月の間に行われる活動に対して、1件につき100万円までの支援金の授与を通じて支援していきます。
授与式では理事長伊藤修二より現在4部門ある支援制度の概要説明、そして「今後も多くの音楽家や研究者を応援し音楽文化の発展に寄与していきたい」と挨拶があり、認定証および目録の授与が行われました。各対象者の方々からは選ばれた喜びと今後の抱負が述べられ、和やかな雰囲気の授与式となりました。

オルガンデュオ キャンズ ヴァン 青木理津(あおき りつ)氏・青木早希(あおき さき)氏

【活動テーマ】
「オルガン・デュオ リサイタル 2010年10月28日(木)武蔵野市民文化会館(小ホール)」

スケールの大きさと多彩な音色から楽器の女王とも呼ばれるパイプオルガン。今回は四手四足で壮大なオーケストラの曲を再現したり、ペダルのみを使って四足連弾をしたりと、姉妹ユニットならではの息の合った演奏を目指します。

水村(久埜)真由美(みずむら(くの)まゆみ)氏
お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 准教授

【研究テーマ】
「音楽が身体表現の動作特性に与える教育・芸術学的意義」

この制度に出会ったことで、音楽による動作の多様性や広がりなどの魅力を画像分析という手法を用いて科学的に解明し、様々な舞台での芸術表現は音楽があってこその表現であることを我々のデータから証明していければと思っています。

嶋田容子(しまだ ようこ)氏
京都大学 アジア・アフリカ地域研究研究科 アフリカ専攻 非常勤研究員

【研究テーマ】
「乳児の音声インタラクションにみる音楽の発達的分岐」

音楽・言語のどちらでもない曖昧な発声段階にこそ、“声を出したい”“歌いたい”という初期のモチベーションがみいだせると考えます。今回の研究は“声の重なり”に着目しながら、乳児の発声が、言語的発話だけでなく、音楽的側面に展開する可能性を示していきたいと考えています。

中川誠司(なかがわ せいじ)氏
独立行政法人 産業技術総合研究所 人間福祉医工学研究部門 主任研究員

【研究テーマ】
「骨導超音波補聴器による和声知覚特性の解明」

重度難聴者に音声だけでなく音楽をも楽しんでもらうことを目標に,新型補聴器(骨導超音波補聴器)の開発を進めています。補聴器の開発を通して,重度難聴者のQOL向上や音楽知覚に係る神経生理メカニズムの解明に貢献できると考えています。

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