概要と講師の仕事
概要
「ヤマハポピュラーミュージックスクール」として1986年に開設されました。初心者から上達志向の方まで、多彩なコースを展開しています。
全国約1200会場で展開 ※
ヤマハ音楽振興会と契約を結んだ特約店にて運営されています。生徒募集・イベント企画などは主に特約店が担当し、講師は生徒さんへの音楽指導を担当します。
※2023年時点
グループレッスンが基本
少人数のグループを基本とし、個人レッスンでは難しいアンサンブル、ハーモニー感、バランス感などを体験します。生徒さんは仲間と音楽を楽しみながら上達できます。
すべての人に音楽を
「楽譜は読めないが楽器にさわりたい」「あこがれの楽器を習いたい」そんな生徒さんへ奏法やテクニックだけでない、音楽する喜びを提供します。
幅広い年齢層の音楽仲間
音楽を楽しみたい気持ちに年齢・職業は関係ありません。生徒さんは中高生から社会人、主婦、シニア世代までさまざま。教室は、世代を超えたコミュニケーションの場でもあります。
レッスン専用の伴奏音源
オーケストラやドラム・ベースなどの音色で作成した専用音源があり、ライブ感覚で演奏できます。テンポやキーを変えられるので生徒さんのレベルに合わせてレッスンできます。
ヤマハのノウハウが詰まった
オリジナルテキスト
さまざまなジャンルのレパートリーがあり、レベル別にアレンジされています。楽曲の世界観や演奏者の思いを表現することなども学べる独自のカリキュラムです。
ヤマハの求める講師像
生徒さんの目標は、いちばん身近にいる講師。「先生のように演奏したい」あこがれが上達につながります。演奏力に加えて色々なジャンルでの音楽経験や、アンサンブルの指導力など、総合的な音楽力が求められます。
生徒さんの大半は趣味志向の方。なかなか上達しない人もいるでしょう。弾けなくても突き放さず、それぞれの個性や目標を理解し、適切に指導する力が大切です。
レッスンでは、自分よりもかなり年上の方を担当する場合もあるかもしれません。どの生徒さんからも親しまれ、「この人に習いたい」と信頼される人柄こそ、講師に一番大切な資質です。また社会人として常識的なモラルを持つことも重要です。
講師の主な仕事内容
通常のレッスン
講師の主要業務です。「先生」と呼ばれる立場であることを自覚し、生徒さんに信頼される講師となることが望まれます。
スケジュールの例
1ヶ月のスケジュールの例
クラスコンサートの実施
生徒さんに発表の場を与えることも講師の仕事です。数か月に1度、クラスごと、あるいは複数のクラス合同で、クラスコンサートを実施します。
発表会の開催
各会場では「発表会」を開催しています。発表会は、生徒さん一人ひとりの力が確認できる機会であり、それによってレッスンにおける明確な指導目標がわかる、絶好のチャンスです。
講習・勉強会への参加
指導力や音楽力アップを目的として、教科別、年次別に講習・勉強会が実施されます。
レッスンを進める上で必要な指導法、教材活用などの情報を得られる、大切な場です。
教科
各教科の内容はこちらをご確認ください。