システム講師とは
「ヤマハ音楽教育システム」は子どもたちを対象としたグループレッスンが中心です。そのレッスンでオリジナルのテキストを使用して、子どもたち「みんなに」「楽しく」「あたたかく」音楽の楽しさを伝えていくことが、システム講師の仕事です。
教える相手は、感受性豊かな子どもたちですから、一人ひとりの様子をきめ細かに見てあげてください。また、定期的に開催される発表会やコンサート、コンクールなどのイベントを目標にすることで、個々の生徒はもちろんのこと、クラス全体の成長も実感できることでしょう。
レッスンに必要な音楽力や指導法を習得できる各種研修も用意しています。
講師の立場
ヤマハシステム講師は、自ら独立して事業を行う「個人事業主」としてヤマハ音楽振興会と「ヤマハ音楽教室講師委任契約」を取り交わします。その契約により、「生徒を教える」役割を任されています。会社員のような「雇用契約」ではありません。
「個人事業主」として、法令で定められた国民健康保険や国民年金への加入、確定申告などは各自で行う必要があります。
1週間の稼働スケジュール例及び、収入(レッスン報酬)
例えば、生徒数60名(グループレッスン8クラス、個人レッスン11名)の場合、下記のような1週間のスケジュールが考えられます。

※担当コース・生徒数については、稼働する特約店ごとに決定し、生徒の入会・修了にともない変動します。
また、ヤマハシステム講師のレッスン報酬は、担当する生徒の数と担当するコース、取得グレードやライセンスにもとづいて計算されます。

※コース単価は、コース・講師の取得グレード等によって異なります。
※レッスンの交通費は、規定に従って支給します。
講師としての経験年数や取得グレードの級が上がることにより、担当できるコースが増えていきます。
- 新講師(初年度より)担当可能コース
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- 幼児科
- ジュニア科
- ジュニア上級科
- ジュニアステップ基礎コース
- ジュニアステップ
- ジュニア専門コースハイクラス併用個人
- アンサンブルクルーズ
- ピアノジュニア
- エレクトーンジュニア
- おんがくなかよしコース(11月以降担当可能)
- 2年目以降担当可能コース
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- ジュニア専門コース
- ジュニア専門コースハイクラス
- ジュニア専門コース専攻クラス
- ジュニア専門コース研究クラス
- アンサンブルゼミ
- 4年目以降担当可能コース
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- おとのおもちゃばこ
- 赤りんごコース
- じゅにあくらぶ
これらのコースのうち、講師になって主に最初に担当するのは、4〜5歳児対象の「幼児科」と、6〜7歳児対象の「ジュニア科」です。
「幼児科」では、「音楽って楽しい」という感動を伝え、音楽を学ぶ意欲を芽生えさせます。続く「ジュニア科」では、自分の力で音楽を奏でる楽しさを、より深く体験できるよう指導していきます。
この年齢の子どもたちにとって、週に一度レッスンで触れあう講師が大きな影響を与えることはいうまでもありません。講師は音楽力の向上はもちろんのこと、「音楽を通して子どもたちの人間的成長に寄与したい」という意識が必要です。
グレード
グレード(ヤマハ音楽能力検定制度)は、音楽を学ぶ人から指導する人まで、自分の力を確かめながら総合的な音楽力を身につけ、楽しみながら創造的で豊かな音楽表現に取り組むことを目指して制定されています。講師として稼働開始後は、グレードの取得が必須となります(講師資格取得試験を受験する段階では、不可欠ではありません)。
詳しくは当Webサイト内にある、ヤマハグレード(ヤマハ音楽能力検定制度)のページをご参照ください。
ヤマハ講師ライセンス制度
ヤマハシステム講師は、講師として音楽力・指導力を研鑽していくために以下のライセンスを取得する必要があります。ライセンスの取得に応じて、報酬や稼働を継続できる年数が変わります。
※グレード条件だけではなく、指導成果などもライセンス付与の条件となります。
- B(ベーシック)ライセンス
- ・・・4年目の講師で、以下の条件を満たす講師に付与
「ピアノもしくはエレクトーン演奏グレード5級以上」+「指導グレード5級以上」取得
- A(アドバンス)ライセンス
- ・・・7年目以上の講師で、以下の①、②いずれかの条件を満たす講師に付与
①「ピアノもしくはエレクトーン演奏グレード4級以上」+「指導グレード4級以上」取得
②「ピアノ演奏グレード5級」+「エレクトーン演奏グレード5級」+「指導グレード5級」取得
- S(スペシャル)ライセンス
- ・・・10年目以上の講師で、以下の①、②、③いずれかの条件を満たす講師に付与
①「ピアノもしくはエレクトーン演奏グレード3級以上」+「指導グレード3級以上」取得
②「ピアノ演奏グレード4級」+「エレクトーン演奏グレード4級」+「指導グレード4級」取得
③Aライセンス取得講師で、継続的に極めて優れた実績と成果をあげている
研修・サポート体制
試験からレッスン開始までの研修
講師資格取得試験に合格すると、11月頃よりヤマハシステム講師として必要な指導ノウハウを習得するための新講師研修が開始されます。ここでは、まずヤマハの音楽教育理念を理解し、レッスンの全体像を把握します。さらに、教材研究やレッスンシミュレーションをおこないます。それと並行して、先輩講師のレッスンを見学したり、実際に子どもたちの前に立ち「レッスン実習」をおこないます。このような研修を経て、原則として5月より、講師としてレッスンを開始することになります。

※ヤマハ音楽振興会が主催する研修会の交通費は、規定に従って支給します。
ただ、講師数は生徒数と密接に関係しているため、必ずしもご希望の地域で稼働できない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
その他の研修
ヤマハでは、新講師研修の他にもさまざまな研修、講習、講座を用意。教科別研修、フォロー研修などは、指導法やコースの内容に関する実践的・実用的な情報を伝達するために行っています。そのほか、さまざまな講習・講座は、希望者は誰でも受けられる選択制のメニューで、積極的に受講することで音楽指導者、教育者としての見識と資質を高めていくことができます。
講師共済会
安心して講師活動に専念していただくための制度として「ヤマハ講師共済会」があります。ヤマハシステム講師全員が加入する、会員相互の扶助組織です。
- 各種給付金の給付
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- 冠婚葬祭時には、規定に応じた祝い金や見舞金が支払われます。
- 病気などで長期にわたりレッスンを休まれた場合には、規定に応じた給付金が支払われます。
- 医療機関にかかった場合には、規定に応じた補助金が支払われます。
- リゾート施設
- 全国契約リゾート施設を会員料金で利用できます。
- ヤマハ講師保険
- 任意で加入する講師総合保障保険です。
[内容例]
休業補償・障害補償・死亡保障・医療補償・年金払積立傷害保険・がん保険・自動車保険など
- その他
- 貸付金制度
- ヤマハ講師健康ダイヤル
インターネットによる講師活動サポート
ヤマハ音楽振興会では、講師活動のサポートおよび情報共有のために、インターネットを利用した講師専用の情報ネットワークサイトを用意しています。
レッスンの参考になる各コースの情報や映像資料の動画閲覧、レッスンで使用するエレクトーンデータのダウンロードなどができます。またレッスン報酬の請求手続きや各研修の案内などもインターネットを通じておこなっているため、講師としてレッスンを開始するまでに、インターネットに接続できるパソコンを必ずご準備いただくことになります。


