コンサート・コンクール JOCシティコンサート in 宇多津2015

2015.11.02

ジュニアオリジナルコンサート（JOC）活動の一環として、地域の音楽文化振興へ寄与することを目的に、JOCシティコンサートを2002年よりスタートし、全国各地で展開しています。

・実施日：2015年10月18日（日）　ユ―プラザうたづハーモニーホール
・主　催：株式会社秋山楽器店、ヤマハ音楽振興会中四国支部
・後　援：香川県、香川県教育委員会、坂出市、宇多津町、KSB瀬戸内海放送、ヤマハ株式会社、株式会社ヤマハミュージックジャパン

香川県坂出市を中心に、幅広く音楽教室を展開している秋山楽器店主催のコンサートには、香川県を中心に、愛媛、徳島、山口、兵庫から11組が出演しました。四国でのJOCシティコンサートは今回で8回目を数えますが、秋山楽器店主催による宇多津町での開催は2011年以来2回目となります。澄み渡る秋晴れの空の下、きらきらと静かに光る瀬戸内海に臨む宇多津の地で、子どもたちならではの、みずみずしい感性が感じられる心地よいステージが展開されました。

大塚陽向さん(７歳・左)と大塚海里さん(９歳・右)によるピアノ連弾

オープニングは、今回の出演者中最年少の大塚陽向（おおつかひなた）さんと兄の大塚海里（おおつかかいり）さん兄弟によるピアノ連弾からスタート。２人の名前にちなんだ「おひさまがキラキラと輝かせる大海原へと出発する」シーンから始まる、組曲『夢で見た島』を、息のぴったり合った元気な演奏で聞かせてくれました。

平尾優佳さん（11歳）のエレクトーン演奏

大きな月が背景に映し出される中、エレクトーンソロ演奏を披露したのは平尾優佳（ひらおゆうか）さん。「普段は隠されて、現実には見えないものが月の力を借りて姿を現し騒ぎ出す、そんな夜の不思議な出来事を想像して創りました」という『赤い月の夜に』。会場中が幻想的な世界に包みこまれました。

三宅悠加さん(16歳)の即興演奏

第2部冒頭の即興演奏では、開演前のロビーで来場のお客様から寄せられた短いメロディーをもとに、その場で三宅悠加（みやけゆうか）さんがエレクトーンで演奏しました。聞いたばかりのメロディ―を、ステージ上で即座に1曲に仕上げ見事に演奏し、客席から大きな拍手が送られました。三宅さんは第2部の最後にも出演しました。

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