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音楽支援・音楽研究 2016年度ヤマハ音楽支援制度「 音楽活動・研究活動 」授与式

2016.03.15
授与式 集合

研究活動支援

⑤
  • 本間裕大さん(東京大学生産技術研究所 講師/代表者)
  • 有末賢さん(慶應義塾大学法学部 教授)
  • 本間千尋さん(慶應義塾大学大学院社会学研究科 博士後期課程)

研究テーマ:大規模コンペティションデータを活用した現代ピアノ教育にみる文化資本と階層化の数理的追求

私は、日本のピアノ文化というのは、単に西欧のそれを移入しただけではなく、我が国独自のものがあると思っております。その契機となりましたのは言うまでもなく「ヤマハ音楽教室」です。さらに1980年代以降になるとピアノコンペティションが盛んになり、ピアノ文化の向上に大きく貢献することとなるわけですが、その参加者をみると、十分な演奏技術を持ちながらあえて音楽大学に進学せず、一般大学に在学している人が近年多いことがわかってきました。このような人たちが日本の社会階層に今後大きな影響を与えていくのではないかと思っております。
この研究は、そんなコンペティションの大規模データを解析することで、社会学的な視座からだけではなく、数理的な視座からピアノ文化を研究していこうというものです。それによって、次世代のピアノ教育への提言、日本のピアノ・レベルの全体的向上、さらには文化社会学への新たなアプローチも期待できると考えております。(本間千尋さん)

研究活動支援

⑥
  • 山本誠一さん(同志社大学理工学部 教授/代表者)
  • 柳田益造さん(同志社大学 名誉教授)
  • 馬田一郎さん(同志社大学 客員教授)

研究テーマ:テンポ変化の認識およびテンポ変化が聴き手に与える印象に関する研究

テンポ変化は音楽表現の基本的な要因の1つです。これまでにもテンポ知覚やその個人差についての研究は盛んにおこなわれてきております。しかし一方で「テンポ変化の認識」についての研究は、ほとんどなされておりません。
そこで私どもが考えたのが、テンポの変化について「変化への気づき」と「テンポ変化がもたらす印象」という2つの観点から分析を行い、聴き手のテンポ変化認識およびテンポ変化がもたらす音楽的印象への影響を明らかにできないものかということでした。この研究により、今後の音楽教育に貢献していければと考えております。(山本誠一さん)

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