• LINEで送る

音楽支援・音楽研究 地域音楽活動支援 対象活動リポート
明石管弦楽クラブ「詩五線」

2017.03.28
eyecatch詩五線30周年コンサートチラシ

ヤマハ音楽支援制度は2010年度より「地域音楽活動支援」をスタートし、地域への音楽普及や音楽文化向上の視点で演奏や創作の活動に取り組む音楽グループ・団体への支援を行っています。2016年度も、幅広いジャンルと活動でいずれも活発に音楽の素晴らしさを地域に伝える77件が対象となりました。 今回は下記団体の活動リポートをご紹介します。

  • ・団体名:明石管弦楽クラブ「詩五線」(兵庫県明石市)
  • ・協 力:菅波楽器
  • ・実施日:2017年2月12日(日) 明石市立西部市民会館ホール
  • ・活動内容:「詩五線 創立30周年記念コンサート」

明石管弦楽クラブ「詩五線」は昨年創立30周年を迎えました。

もともとは、合奏を楽しみたいという思いから「明石室内楽クラブ」として1986年に発足し、後の「明石室内楽クラブ詩五線」を経て、現在の団体名となりました。
活動を始めたばかりの頃は、ヴァイオリン、琴、ギター、ピアノなどの楽器を持ち寄り、オーケストラとは程遠い編成で、ピアノ曲を編曲するなどして合奏を楽しんでいました。
メンバーは、明石市を中心とした近隣地域の楽器経験者約30名ですが、50代を中心に、20代~80代まで幅広い年代の方で構成されています。
私たちが活動を続ける上で特に心がけているのは、家庭的な雰囲気で、楽しく無理なく合奏を楽しもうということです。
創立以来、年に一度の定期演奏会を開催しているのをはじめ、幼稚園や小学校、商業施設、高齢者施設、病院などで、年数回のボランティアコンサートを実施するなど、地域に根ざした幅広い活動を行っています。

 

詩五線30周年コンサートチラシ
コンサートのチラシ

今回のコンサートは、今までの30周年を振り返り、過去に好評だった曲、お世話になった先生方との共演曲、これまでの「詩五線」の成長を見ていただくための‘少し背伸びをした曲’のプログラムで構成することを前提に企画しました。
例年より練習時間を1時間多く設け、トレーナーもいつもより少し厳しく指導にあたられるなどして、目標に向かってみんなで頑張りました。

詩五線C開演10分前にほぼ満席

当日は500人のホールが超満員(入場できない方も出るほど)の大盛況で、特に「伝えていきたい日本の歌」コーナーではオーケストラをバックにお客様全員が大合唱して大変盛り上がりました。また親子室のあるホールでしたので、小さなお子様たちにも、実際に生のオーケストラの音を身近に聴く機会を持つことで、クラシックの名曲に親しんでいただけたと思います。
終演後のアンケートではほとんどのお客様から「とても満足した」「満足した」という感想をいただくことができました。

詩五線D本番前の舞台裏

今回、交響曲の全楽章演奏として、ベートーヴェンの『交響曲第1番』に取り組みましたが、指揮者の松永吉明先生より、35周年にはブラームスの『交響曲第1番』にチャレンジしたいとの宣言もあり、ぜひ実現したいと思っています。

今回の創立30周年記念コンサートは、自分たちの練習の成果で演奏の質を向上させたことに加え、たくさんのお客様と音楽を共有することができ、大きな充実感が得られた、素晴らしい記念すべきコンサートになりました。

誌五線-1リハーサルの様子
詩五線-4本番のステージで

これからも、地域の皆さまに愛される団体として、充実した活動を続けていきたいと思います。

ページの先頭へ