2016年7月9日(土)、横浜みなとみらいホール 大ホールにて「アンサンブルフェスティバル2016」を開催しました。 アンサンブルフェスティバルとは首都圏・関東地区のヤマハ大人の音楽レッスンの管楽器・弦楽器コースに通う方々が出演する大規模なコンサートです。
2004年の第1回 以来ご好評をいただいており、7回目となる今回は11グループ、総勢997名もの方々にご出演いただきました。出演者は日頃のレッスンに加えて、アンサンブルフェスティバルのために3回のセミナーを経て本番を迎えました。
今回は12:30開演の「昼の部」と18:30開演の「夜の部」の2部構成となりました。
昼の部は主にクラシック系の曲を中心としたプログラム。コンサートは100名を超えるバイオリンとビオラ、チェロで構成された「クラシックストリングス」でスタートしました。
演奏曲はA.ヴィヴァルディの『「調和の霊感」より4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 作品3-10 第1楽章』とシャンソンを代表する名曲『愛の讃歌』。オーケストラよりもはるかに多いバイオリンとチェロの豊潤な響きがホールをいっぱいに満たしました。
演奏後のインタビューでは「本番はホールの響きが素晴らしかったです。演奏が終わった時は、もう終わっちゃったって少し残念でした」と道原裕美(バイオリン)さん。
またフルートとチェロというユニークな組み合わせの「フルート&チェロ」で演奏されたのは、バッハの『トッカータとフーガ』。フルートとチェロの音色が美しく調和し、荘厳さと華麗さを兼ね備えた深みのあるハーモニーを聴かせてくれました。
演奏後のインタビューでは「リハーサルでは危ういところもありましたが本番は集中できていい演奏ができました」と指揮の石黒豪講師。お母さまといっしょにヤマハでチェロを習っているという小学校6年生の中村愛海さんも「楽しかったです」と演奏後のインタビューで笑顔を見せました。