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トピックス 子ども時代に音楽の習い事をした人は「幸福度」が高い

2017.03.01
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このほど、ヤマハ音楽振興会と慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の前野隆司教授が実施した共同調査により、子ども時代に音楽の習い事を経験した大人は「幸福度」が高い、という興味深い結果が出ました。

ヤマハ音楽振興会では、子どもたちが音楽を学ぶことで、豊かな人間性を育み、人生がより楽しく幸福に満ちたものとなってもらいたいと願い、音楽教育を行ってきました。この活動を始めてから60有余年経ち、その思いがどのくらい現実のものとなっているのかを知りたいと考え、本調査を企画。25歳から34歳の社会人男女2,700名を対象に、幼児期・児童期の音楽系習い事の経験により、大人になってからの「幸福度」や「生活満足度」、グローバルネットワーク社会において求められる多様性に対する適応する力「多様性適応力」などに差異がみられるかを検証しました。

調査結果のポイント

幼児期・児童期の音楽系の習い事「経験者」は「非経験者」に比べて、大人になった現在において「幸せ」であると実感しており、生活満足度も高い。

幼児期・児童期の音楽系の習い事「経験者」は、幸福感を構成する「幸せの四つの因子」のうち、特に「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)が高く、他者とのつながりと感謝の心を大事にし、周囲との安定した関係性を重視している。

幼児期・児童期の音楽系の習い事「経験者」は、「多様性適応力」を構成する8要素のうち7要素が高い。特に差が生じたのが「信頼関係構築力」。

中学3年生の時の成績が「上のほう(「上の方」「やや上のほう」の合計)と回答した幼児期・児童期の音楽系の習い事「経験者」は半数以上で、「非経験者」を10%近く上回る。

本調査結果を受け、前野隆司教授は次のように語っています。

前野教授

様々な心理調査により、学習・勉強と幸せには相関があるといわれてきましたが、このたびの大規模アンケート調査では、「音楽系の習い事経験者は幸福度や生活満足度が高い傾向がある」という興味深い結果が得られています。
また、音楽系習い事経験者は、グローバル社会において多様な者と接する能力を計測する指標である多様性適応力も高い傾向があることを確認できました。
習い事が幸福度、生活満足度、多様性適応力に影響することを示唆する本調査は、幸福学の立場から見て、重要な知見が得られたと言えるでしょう。

さらに、前野教授はこの結果を「グループで学んだり演奏したりする経験が、人との信頼関係を築く力を育むのではないか」と考察されています。

本調査の詳しい内容を、「ヤマハ音楽振興会オフィシャルサイト」に掲載しています。>>>

http://www.yamaha-mf.or.jp/pr-release/2017/2017-1.html

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