卒業生編

かつてJOCに出演、学んだ頃の皆さんの
エピソードをご紹介♪

さとうなんこつさん 動画/コメント

兄たちにならってエレクトーンを始め、ヤマハの教室では15年くらいさまざまな演奏の機会をいただきました。そんな中でもJOCは、私にとって特に印象に残っていて思い出深いコンサートでした。

兄たちにならってエレクトーンを始め、ヤマハの教室では15年くらいさまざまな演奏の機会をいただきました。そんな中でもJOCは、私にとって特に印象に残っていて思い出深いコンサートでした。

私は周りの人に比べて演奏技術があった訳ではなく、またレッスンで簡単な編曲や即興は習ってきたとは言え作詞作曲についてよく勉強してきた訳ではありませんでした。けれどもこんなことを表現したい・伝えたいというようにイメージを膨らませるのはかなり好きなほうだったと思います。だからこそ先生にJOCの話をきいた時には、よく分からないなりにもコンクールや発表会とは違ったワクワク感がありました。
1フレーズができるまで、そして1曲ができるまでには時間も労力もかかりますが、「自分だけが知っている曲」は自分の思いが等身大に詰まっているものなので、周りに披露するのも周りの人の演奏を聴くのも新鮮で本当に楽しかったです。また、グループで創作した曲のうちの一つがシティコンサートや発表会で合唱曲として他のたくさんの人にも歌ってもらえたことは、JOCだからこそのかけがえのない経験でした。
大学進学を機に教室自体は卒業しましたが、JOCを通して気づくことができた「音楽で自分を表現することの面白さ」は今でも自分の中で息づいていると思います。

今回は、いくつかの作品の中でも私の大好きなことが詰まった一曲を10年ぶりに演奏させていただきました。録音環境が整っておらずオフボーカルでの演奏にはなりましたが、テーマである茶道の楽しさを思い出して懐かしい気持ちになりました。
これからもエレクトーンを自分なりに楽しみながら過ごしていきたいなと思います。