ヤマハ音楽教室

システム講師募集

Special Interview

大野奈奈さん

Special Interview 大野奈奈さん

Profile

千葉県在住。幼少時よりピアノを始め、音楽大学を卒業後、システム講師となる。幼児科から高校生まで幅広く担当し、子育てと両立しながら、週5日、稼働している。

答えのないものを追求すること。
先輩の背中を見て、
その本質を学んでいます。

大野奈奈さん

個人のピアノ教室育ちの私には
絶対に無理だと思った
衝撃の出会い。

ずっと個人のピアノ教室へ通っていたため、大学を卒業したら私自身も当然個人のピアノ講師になるものと思っていました。ヤマハの「システム講師」を知ったのは、大学内で開催された講習会でのこと。個人のピアノ教室しか体験したことのない私にとって、ヤマハのレッスン風景は衝撃でした。グループレッスンでわいわいとにぎやかに進行していく様子に「私には無理だ…」と腰が引けたことを覚えています。

先輩講師の輝きに心を奪われ、
ガラッと目線が変化した稼働前講習会。

心が動いたのは、ヤマハで教える先輩に話を聞いたことがきっかけです。子どもたちがかわいくて教えるのが楽しい! サポートが充実していて指導のノウハウもきちんと学べるよ、と目を輝かせながら勧められ、ならばとシステム講師の資格試験を受けることにしました。目線が180度変化したのは稼働前講習会でのこと。教壇に立った講師の姿を見た瞬間、あまりの素敵さに心を奪われました。立ち居振る舞い、模擬レッスンの様子、発声から笑顔まで、これまで知っていた音楽のレッスンとは別物。「私もこんなふうになりたい!」。尻込みしていた気持ちは消え去り、それ以来、憧れを形にするべく、いちから学び、必死で駆け抜けてきました。

大野奈奈さん
大野奈奈さん

生徒のエネルギーに引き込まれ、
レッスン後はいつも完全燃焼。

まっさらだった子どもたちの感覚が育まれ、「この曲、泣いている感じだね」と繊細な気づきが生まれる瞬間に立ち会えるのが、この仕事の最大の魅力。ハイハイの赤ちゃんが初めて立ったときと同じような感動を味わえます。感性も多彩で、フレッシュな発想に学ばされることもしばしば。成長にともない、音の表情を一緒に楽しんだり、演奏が揃う快感を共有できたりするのは、この仕事ならではの喜びです。駆け出しの頃は、通常より5メモリぐらいテンションを高く設定してレッスンへ臨んでいましたが(笑)、その必要がないことにすぐ気づきました。子どもたちのエネルギーに私のほうが引き込まれ、レッスン終了後はいつも心地よい疲れで満たされます。

大野奈奈さん

キャリアを積めば積むほど
実感する音楽の奥深さ。

子どもたちが1,2歳のときに出会い、思春期を経て大人になるまで。鮮やかに変化するときに寄り添えるのは、この仕事の特権です。上達するのも大事だけれど、長く音楽を愛し続けられることが何より大切だと生徒たちから教わりました。現在、親や夫の協力を得ながら、子育てと仕事を両立しています。仕事を続けてよいのだろうかと悩んだ時期もありましたが、育児、仕事の両面へ良い作用が働いていると感じることが多いです。
先輩講師に憧れて幕を開けた私のキャリアも、はや11年。年々実感を深めるのは、ヤマハには尊敬できる先輩が揃っているということ。指導力、音楽力だけでなく、素晴らしい人間性を備える方が多いのは、答えのないものに身を投じているためかもしれません。正しさを追求するものではないからこそ、常に高みを目指して謙虚に学ぶ姿勢が保たれるのだと思います。一生涯の仕事に巡り会えたと、私も確信しています。

大野奈奈さん
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