60th Anniversary

音楽教育が、演奏家を育てるためにあった時代に。
もっと多くの人に、音楽のたのしさを広げたくて。
ヤマハ音楽教室を始め、さらなる可能性を求めて、
1966年に設立したヤマハ音楽振興会。
その活動は教育から始まり、才能の発掘、 研究へと広がっていきます。
誰でも音楽をたのしめるように。
音楽とふれあうことで、人生が豊かになるように。
教室の枠を越え、たくさんの人や社会と響き合いながら、
新しい音楽普及のかたちを創り出していきます。

動画で振り返る60

Message

ヤマハ音楽振興会 理事 中島みゆき からのメッセージです。

中島みゆき
「ヤマハに所属しています」 「所属している事務所は何処ですか?」と訊ねられる時、私はいつも少し困ります。「ヤマハです」と答えると「え?ピアノ店の?」「いえ、音楽振興会の」と答えると「音楽教室?」話がますますややこしくなります。実は私も嘗てヤマハポピュラーソングコンテストのポスターを初めて見た時には「ドレスでグランドピアノでポピュラーを弾くコンテスト?」と戸惑いました。実際に所属してみたら、激ミニスカートでジャズを演奏する方にも、鎖帷子でロックを演奏する方にも出会えて、なんてオモシロイところなのだろうと思っています。財団という名は気むずかしいイメージですが、音楽に携わる“志”とでも呼ぶべき、しょーもない何かを懲りずに信じている人が、ここにはスタッフもアーティストも含めていっぱい存在している、と私は思っています。こんな考え、甘いでしょうか?でもこれが、私がヤマハを大好きな理由なんです。 中島みゆき

History

1960-1970年代

限られた人のための音楽教育を、もっと身近に。

1966
財団法人ヤマハ音楽振興会設立
1967
「ヤマハ音楽能力検定制度(ヤマハグレード)」開始
1969
「作曲コンクール」開催(‘72より「ポピュラーソングコンテスト」)
1970
「東京国際歌謡音楽祭」開催(‘71より「世界歌謡祭」)
1972
「ジュニアオリジナルコンサート(JOC)」開始
ポピュラーソングコンテスト
世界歌謡祭

1960年代半ば、ヤマハ音楽教室はすでに十数万人の生徒を抱える規模に成長。社会的・公益的な立場で、音楽教育をさらに広げるため、1966年に財団法人ヤマハ音楽振興会が設立されます。
また、自分で曲をつくって歌う文化がない時代に、オリジナル曲発表の場として「ポピュラーソングコンテスト(ポプコン)」を開催。中島みゆきさんをはじめ、数多くのシンガーソングライターを輩出しました。「世界歌謡祭」は、国際的な舞台として、国内外の音楽シーンに大きな影響を与えました。

1980年代

世界へ広がる音楽の輪。バンドブームの熱気も追い風に。

1981
「JOC国連総会議場コンサート」開催
1986
「ポピュラーミュージックスクール(PMS)」開設
1987
「ティーンズ・ミュージック・フェスティバル(TMF)」開始
1988
「ヤマハマスタークラス」開講
JOC国連総会議場コンサート
ヤマハマスタークラス

1980年代前半、ヤマハ音楽教室の海外展開は加速し、30カ国以上に拡大。「JOC」の反響も世界へ広がり、各地でコンサートが開催されるなど、その活動は国際的な広がりをみせていきます。
一方国内では、1980年代後半になると熱狂的なバンドブームが巻き起こりました。この熱気にこたえるように、中高生を対象とした「ポピュラーミュージックスクール」や、「ティーンズ・ミュージック・フェスティバル」を展開。若者のバンド活動を支え、新しい音楽カルチャーの広がりを後押ししました。

1990-2000年代

教育だけでなく、研究、支援も。広がり続ける音楽の機会。

1990
「音楽研究所」開設
1994
「大人のピアノ」開始
1999
「ヤマハ音楽支援制度」開始
2002
2歳児向け「赤りんごコース」キャラクターとして「ぷっぷる」誕生
2004
「ヤマハ・ガラ・コンサート」開始
ぷっぷる ©Yamaha Music Foundation
ヤマハ・ガラ・コンサート

1990年代から2000年代にかけて「音楽研究所」の設立と、「ヤマハ音楽支援制度」をスタートさせ、音楽文化を支える土台を築きます。
さらに「生涯学習振興法」の施行を背景に、世の中に“生涯学び続ける意識”が高まります。こうした時代の変化に寄り添い、大人向けの音楽レッスンをスタート。子どもだけでなく、あらゆる世代が自己表現や仲間との交流を深められる、多様な音楽の楽しみ方を提案していきました。

2010-2020年代

より身近な場で音楽を。新しい音楽普及のかたち。

2012
音楽体操プログラム「まちかどエクササイズ」提供開始
2017
シニアを対象とした“歌って踊れる”コース「青春ポップス」開始
2019
正課音楽プログラム「おと♪はぐ」提供開始
2024
「YAMAHA MUSIC SCHOOL」へのリブランディング
2025
デジタル教材視聴専用サイトLMS「ミューナビ」導入
YAMAHA MUSIC SCHOOL
おと♪はぐ

2020年代以降、サブスクリプションの普及で、音楽の楽しみ方は多様化していく中、時代に合わせた新しい学び方を提供。シニア向けの「まちかどエクササイズ」や「青春ポップス」、幼保園向けの「おと♪はぐ」の展開を開始しました。
ヤマハ音楽教室70周年を機に各サービスを「YAMAHA MUSIC SCHOOL」に統一。デジタル教材視聴サイト「ミューナビ」を導入する等、時代に合わせて進化を続けています。

Column

設立60周年企画 OBと振り返るヤマハ音楽振興会