
乳幼児に関する音楽研究スタート
乳幼児の音楽発達や、音楽を通しての親子コミュニケーションの調査・研究をさまざまな形で続けています。
高齢者の音楽学習研究
高齢者のQOL向上に効果的な音楽学習プログラムの構築と指導法の確立を目的とし、高齢者施設における鍵盤指導の実践や関連調査などを行った質的研究です。
次世代教育システム研究
音楽のさまざまなアクティビティを通じて個性や自己表現力を伸ばすことを目指した小学生対象の実験教室「クレオキッズ」では、異年齢のクラス編成やコンピュータアシストによる表現活動など、新しい試みを行いました。
ピアノ奏法研究
演奏データを視覚化し、その情報をピアノ指導に役立てることを目指した当研究では、熟達者と非熟達者の各種演奏データをグラフ化し、両者の比較や分析を行いました。
子ども向け音楽知育Webサイト研究
子どもたちの音楽に対する興味や知的好奇心を育むことを目的とし、1996年に楽器図鑑サイト「Musical Zoo~動物楽器図鑑~」、2002年に音楽知育サイト「ミュージックリーチャーキッズ」を開設しました。
初心者向け音楽導入ソフト研究
演奏スキルにかかわらず一緒にアンサンブルを楽しめる支援システム「GONINBAYASHI」ほか、初心者でも気軽に音楽活動に親しむことができる導入ソフトの研究を行いました。
子どものピアノ指導メソッド研究
ピアノ学習における効率のよい演奏技術習得のあり方について、教本の調査や演奏視覚化ツール「Pianote」を用いた実験を行い、考察を行いました。
遠隔レッスンシステム研究
遠隔地における双方向・リアルタイムのレッスンシステムの開発と、そのシステムを活用したレッスンや講座の教育効果の検証を行いました。
音環境研究
より良い音環境づくりに向けての音響測定・各種音響実験をワールドワイドで行い、YSFG(ヤマハ音場創生システム)の開発や多くのホール物件への音ソリューションの提供、導入を行いました。
子どもの声域研究
子どもたちの自然でいきいきとした歌唱表現に向けての基礎資料を得ることを目的とし、ヤマハ音楽教室在籍生対象の実態調査と同音楽教室の歌唱教材曲の音域調査を実施し、検討を試みました。
演奏可視化ソフト研究
演奏情報を視覚化し、演奏を客観的に分析できるツール「etool」(エレクトーン)や「PiaNote」(ピアノ)を用いて、演奏指導や学習などの教育活用について研究を行いました。
障害と音楽研究
発達障害を持つ子どもと一般の子どもとの混合グループで音楽活動を行う実験教室を実施し、双方における活動の意味を統合教育の視点から考察しました。
音楽学習と脳に関する研究
音楽学習者の音や音楽の捉え方と、そうでない人の捉え方の違いを、事象関連電位という脳の電気的活動の違いから解明しようとした研究です。
乳幼児期における音楽的行動の縦断的観察研究
乳幼児の発達研究を目的として収集・データベース化した記録映像を題材に、乳幼児のモノ(楽器)との関わりの中で乳幼児の探索行動が音楽的発達に及ぼす影響を研究しました。
音楽ライフスタイル調査
団塊世代を中心に広く成人層の音楽ライフスタイルや音楽感覚を調査し、団塊世代の価値観の特色を明らかにすることを目的としたWebアンケート調査を行いました。
エレクトーン音像研究
コンサートホールなどで演奏されるエレクトーンの音をより良く響かせるため、音色(楽器)毎の音の位置を明瞭にしたり、従来にない立体的なサウンドを目指した新しいシステムについて研究しました。
立体映像環境における音楽技能伝達
楽器演奏技術の数値的解明と演奏技術伝達における3D映像の効能を、バイオリンの演奏学習を通して検証した研究です。
児童期の楽器演奏学習におけるグループ指導研究
児童期の楽器演奏学習におけるグループ指導を「知覚学習」「探索行動」といった角度から分析し、グループ指導の効果を検証しました。
児童期の創造性研究
児童期の「音楽における創造的思考」と他の領域(音楽力、社会性等)との相関関係を検証しようとした研究です。
高齢者の音楽体操による認知症予防、改善のための研究
健常者~重度認知症者を対象に、適切な運動と音楽を組み合わせた音楽体操プログラムが認知機能・身体機能の維持・改善にもたらす効果について、産学官共同にて継続的に研究を行っています。
音楽聴取時における快・不快の研究
音楽聴取時における音楽と情動・自律神経等の関連について研究しました。
電子オルガン演奏時の脳・身体反応の研究
電子オルガン演奏時における身体反応の医学的データを採取し、分析・研究しました。
ヤマハ音楽教室幼児科歴史変遷研究
ヤマハの教育理念に基づき育くんできた幼児科の指導原則や指導法について、音楽教育実践に関する基礎研究として調査研究を行いました。
音楽学習へのICT活用
ICT機器を活用した家庭学習サポートの可能性を探るべく、幼児科の家庭学習教材を電子化しモニタ実験を行いました。
音楽と社会性の関連研究
音楽学習の開始年齢と社会性との間に相関関係があるのかを検証しようとした研究です。
マスタークラスレッスン映像アーカイブ
ヤマハマスタークラスの招聘講師であった世界的ピアニストヴェラ・ゴルノスタエヴァ先生によるレッスン記録のアーカイブ化を行いました。
幼児の声域を広げるための実践研究
3~4歳の子どもたちは、環境や精神状況により潜在的に有する幅広い声域を顕在化できない場合があります。本来持っている幅広い声域の顕在化への橋渡しとしての歌唱曲を作成し、その効果を検証する研究です。
グループレッスンの効能
「グループレッスン在籍生は、アンサンブルをする際に個人レッスン生に比べて音楽的要素をより敏感にとらえ合わせることができるのではないか」という仮説を元に、鍵盤演奏上での違いを探る研究を行っています。
多感覚的な音楽体験を通したコミュニケーション研究
聴覚・視覚・触覚に訴求する多感覚的なデバイスを通した集団での音楽活動が、共感性等子どもたちのコミュニケーションの有り様にどのような効果をもたらすか、検証を試みています。