日本発達心理学会第28回大会にて研究発表を行います

2017年03月13日 研究発表

ラウンドテーブル

日時

3月27日(月)13:00~15:00(RT8-2)

会場

JMSアステールプラザ(中会議室)

テーマ

「合う」ことの意味を考える —リズム、発達、コミュニケーションの理解に向けて—

企画主旨

「合う」とは、単にタイミングが揃うということ以上の意味を持っている。例えば母親と赤ちゃんのリズミカルなやり取りや一般的なコミュニケーションにおける発話や頷きなどのように、タイミングを合わせること自体が目的ではない場合でも、私たちは何かが「合う」と感じることがある。一方、音楽演奏をはじめとする時間芸術のように、タイミングを合わせることを意図的に操作しながら展開する活動においても、「合う」ことによって生み出されるものは時間だけでは測りきれない何らかの価値を持っていると考えられる。今回のラウンドテーブルでは、こうした「人間の活動を調整し、他者との協調をもたらし、多様な価値を創発させる現象」としての「合う」ことをめぐって、各話題提供者から多様な研究の現在位置を提示してもらい、指定討論者とともにその含意について議論していく。

企画・司会

企画・話題提供丸山 慎 (駒沢女子大学人文学部・ヤマハ音楽振興会)
梶川 祥世(玉川大学リベラルアーツ学部)
企画森内 秀夫(ヤマハ音楽振興会)
話題提供河瀬 諭 (名古屋工業大学大学院工学研究科)
話題提供麦谷 綾子(NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
指定討論橋彌 和秀(九州大学大学院人間環境学研究院)
指定討論今川 恭子(聖心女子大学文学部)

ポスター発表

日時

3月27日(月)10:00~12:00

会場

広島国際会議場(会議運営事務室)

テーマ

1 歳児の家庭での親子の活動と発達の関連 —歌いかけ・音楽聴取と絵本読み聞かせの比較—(P7-1)
「音に急がない」という“音楽的な”実践 —音楽教室におけるモノを用いたプログラムと講師による評価をめぐって—(P7-6)