音楽がもたらす新しい可能性を追求する

ヤマハ音楽研究所は、ヤマハ音楽振興会が推進する音楽教育活動について、その原理や方法論を探るために1990年に開設されました。現在では、音楽をさまざまな視点から調査・研究し、音楽がもたらす新しい可能性を追求しています。

ヤマハ音楽研究所について

ご案内

産学官連携による認知症予防を目的とした共同研究「御浜・紀宝プロジェクト」において論文「Physical exercise with music maintains activities of daily living in patients with dementia: Mihama-Kiho project part 2」が医学誌「Journal of Alzheimer’s Disease」に掲載されました

2017年04月20日研究発表

三重大学認知症医療学講座、三重県御浜町・紀宝町、ヤマハ音楽研究所は、地域在住の健常高齢者を対象に音楽伴奏の付いた体操を用いた介入を1年間行い、音楽伴奏のない体操に比べて認知機能が有意に改善することを明らかにし、2014年に医学国際誌に発表しました (Satoh M, PLOS ONE, 2014)。そして今回、同様の取り組みを軽度から中等度の認知症患者を対象に半年間行ったところ、脳トレを行った群と比べて、音楽体操群では日常生活動作がより良く維持されていることがわかりました。この成果が、2017年3月4日に認知症領域で権威ある医学誌の「Journal of Alzheimer’s Disease」に掲載されました (Satoh M, Journal of Alzheimer’s Disease, 2017)。