ナットケンパー先生レッスン

2014年8月4日～6日、つま恋ミュージックガーデンにおいて「ジュニアピアノアカデミー（JPA） 2014」が開催されました。

今回2回目となるジュニアピアノアカデミー（JPA）は、全国約100名のヤマハマスタークラス　ピアノ演奏研究コースの在籍生の中から、ジュニアピアノアカデミーへの参加希望者約60名に対して、2回のオーディションを行い、その合格者12名を対象に実施しました。全国から選抜されたピアノ演奏研究コースの仲間が一堂に集い、ラルフ・ナットケンパー先生（ハンブルグ音楽大学、愛知県立芸術大学客員教授）と浦壁信二先生によるピアノ個人レッスンを、2日間集中的に受講しました。
また2日目には、個人レッスンの他に渚智佳先生による連弾のレッスンも実施。
ピアノソロだけでなく、友達の音を聴き、一緒に合わせることも体験しました。

浦壁先生レッスン

最終日には修了コンサートを実施し、各人がこれまでの学習成果を披露しました。
コンサート後の表彰式では、ナットケンパー先生から、「絶対に忘れないでほしいのは、ゆっくり練習することです。
指で弾くのではなく、耳で弾くのです。
ゆっくり練習すれば、全ての音を聴くことができますし、体も自然に使えるようになります。」とアドバイスを頂きました。
また当日の演奏を聴いてくださったピアニストの三浦友理枝さんからは、「曲の中に入りこんで、自由に生き生きと弾いてください。お客様をいかに惹きつけるかを学んでいってください。」とのコメントを頂き、その後全員に表彰状が手渡されました。

生徒からは、「グループ内の友達の演奏も聴けて、その度に先生の音色や曲想、表情が変わることも大変参考になりました。」「初めて合宿に参加しすごく緊張したけれど、先生方がほめてくださったり、わかりやすく教えてくださったので、楽しい3日間になりました。」「家に帰ってから、楽譜の読み方を一からやり直したり、いかに手首を柔軟に使い、脱力して弾くかを必死に研究しています。」などの感想が寄せられました。