まちかどエクササイズ

音楽体操プログラムの背景
音楽体操プログラムの背景
認知症に共同研究で立ち向かう。
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増えつつある認知症患者数。

現在、日本の認知症患者数は約500万人。さらに認知症予備軍である軽度認知障害*1の方は、さらに400万人。2025年の全国の認知症患者は、少なくとも700万人~約1,000万人になると考えられています。認知症の治療と予防は国家的な重要課題です。

大学、2つの町、ヤマハの取り組み。

三重大学大学院医学系研究科と、三重県の御浜町と紀宝町、そしてヤマハ音楽振興会は、地域在住の健常高齢者約200名を対象に認知症予防を目的とした音楽体操プログラムを用いた共同研究を実施しました。

音楽と運動で、認知機能へ効果証明。

これは「御浜・紀宝プロジェクト」と銘打って、2011年から2014年にかけて2群に分け行われました。その結果、適切な運動と音楽を組み合わせた音楽体操プログラムを実施することで、認知機能の維持・改善により効果のあることが証明されました。*2

 

ON-KEN SCOPEにて連載の「音楽体操がもつ認知症の予防効果」もご覧ください
https://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/satoumasayuki2_chapter1/

*1(mild cognitive impairment,MCI)*2 「The Effects of Physical Exercise with Music on Cognitive Function of Elderly People : Mihama-Kiho Project」(PLOS ONE 2014)

 

PLOS ONE