記事の検索
2023年10月
2023年5月
2022年9月
2022年5月
2022年3月
2021年12月
2021年8月
2021年5月
2021年4月
2021年3月
2021年1月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年9月
2020年8月
2020年7月
2020年6月
2020年5月
2020年4月
2020年3月
2020年2月
2020年1月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年9月
2019年8月
2019年7月
2019年6月
2019年5月
2019年4月
2019年3月
2019年2月
2019年1月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年9月
2018年8月
2018年7月
2018年6月
2018年5月
2018年4月
2018年3月
2018年2月
2018年1月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年8月
2017年7月
2017年6月
2017年5月
2017年4月
2017年3月
2017年2月
2017年1月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年9月
2016年8月
2016年7月
2016年6月
2016年5月
2016年4月
2016年3月
2016年2月
2016年1月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年9月
2015年8月
2015年7月
2015年6月
2015年5月
2015年4月
そんな熱気から一転、会場内を爽やかな空気で満たしてくれたのが、片木春香さんの『風のおどり』です。エレクトーンならではの多彩な音色で、様々な風の表情を表現した演奏は、まるで自然の中にいるような心地よさをもたらしてくれました。続く島村崇弘さんの『冷静と情熱の詩~ヴァイオリンとピアノの為の調べ~』は、まるでロマン派時代の音楽を思わせる曲想が印象的な作品。叙情的かつドラマチックに演奏される旋律が、お客様を魅了します。
ピアノの弾き歌い『Joy of Music』で客席を沸かせたのは、フェイ・ジョウ・ロン・アイゼアさん(シンガポール)です。「将来なりたいものはたくさんあるけれど、その1つがジャズ・ピアニスト」というアイゼアさん。古いアメリカン・ポップスを思わせるスイートな歌声と演奏は、曲名通りまさに音楽の喜びを満喫させてくれました。そしてコンサートのラストを締めくくったのは、藤原夏彩さんの『the earth~遙かなる大地』。エレクトーンとパーカッションによるアンサンブルで、雄大なスケールで地球の自然の素晴らしさを歌い上げた熱演に、客席からは惜しみない拍手が送られました。
開演前には「鑑賞講座」が行われ、コンサートでの演奏曲から3曲を取り上げて、西岡瞳講師とヴァイオリン共演者の澤亜樹さんが作品の魅力や聴きどころを、資料や演奏を交えながら解説しました。参加した子どもたちは、同じヤマハ音楽教室で学ぶ子どもたちの作品が、どのように工夫され創られているのか、熱心に耳を傾けていました。