コンサート・コンクール JOCシティコンサート in清水2016

2016.09.21

第2部の冒頭は即興演奏。当日開演前のロビーで、来場した子どもたちから寄せられた短いメロディーの中から、清水真菜（しみずまな）さん、島田大敬（しまだひろのり）さんがステージ上で１つのメロディーを選び、それぞれピアノ、エレクトーンで即興演奏を披露しました。奇しくも2人とも同じメロディーを選択しましたが、それぞれに違う広がりを持つ演奏に、会場からは大きな拍手が贈られました。

即興演奏でメロディーを確認する清水さん（左）と島田さん（右）

【第２部の演奏】

お城の舞踏会の様子をエレクトーンソロ曲『小さなプリンセスの舞踏会』で表現した藤井ももさん（9歳）

おばあちゃんが飼っていた猫のイメージから、リズミカルな連弾曲
『キャットマジック』を作曲した清水真菜さん（10歳・左）共演：小林千鶴さん（10歳）

森の中で遊ぶ小さな風の妖精たちの様子を『風のスケッチ』で表現した高木琉奈さん（10歳）

憂いを含んだ響きが印象的な『ヴァイオリンソナタ』を披露した和田ひなたさん（12歳・左）

コンサートの最後を飾ったのは、静岡市の長嶋文音（ながしまあやね）さんによる『奇怪なサーカス』。ピアノ、エレクトーン2台、パーカッションの編成で、イギリスの児童向けファンタジー小説、「ダレン・シャン」の奇想天外な世界感を表現しました。

コンサートに先立ち、楽屋では主催特約店のもちづき楽器、望月社長から、「思いをこめた演奏をすれば、お客様の共感をよび、感動を生むことにつながるでしょう」と激励がありましたが、その言葉通りのステージとなり、エンディングの出演者ラインナップでは、出演者が満場の観客からの暖かい拍手につつまれ、コンサートの幕を閉じました。