2018年11月4日(日)、筑波大学附属小学校(東京都文京区)の6年生による校内イベントで、エレクトーンが合唱のサポートをさせていただきました。この合唱は、年に一度開催される同小学校の全校行事「若桐祭(わかぎりさい)」で、行事の開始に先立ち全校児童を対象に披露されたものです。
同小学校2部6年担任の佐々木昭弘先生より、ヤマハ音楽振興会職員に「学校行事の合唱でエレクトーンによる伴奏を考えているのですが…」と、相談があったことがきっかけで、今回のサポートが実現しました。佐々木先生にその理由をうかがったところ、「ヤマハ銀座店のアンサンブルコンサートの映像を見たとき、エレクトーンの音が素晴らしいなぁ、と感じたんです。子どもたちと取り組んでいた合唱の伴奏にエレクトーンを加えることで、演出の効果を高めることができると考えました」とのこと。
実際の演奏では、音楽劇の一部として、嵐の『ふるさと』をピアノ、ドラム、エレクトーンによる伴奏で合唱をサポート。初めてエレクトーンを見た子どもたちも多く、「この番号のボタンは何?」「音色が変わるの?」「すごーい!」など、機能そのものや音色に対するさまざまな感想を聞くことができました。
歌詞への想いを込めた子どもたちの歌声が響きわたると、会場は温かな雰囲気に包まれました。ピアノ伴奏で歌い慣れている子どもたちに、エレクトーン伴奏による合唱を通じて、普段と違うハーモニーを感じたり、曲全体の印象が変わることの効果も実感してもらえたのではないでしょうか。
この日ドラムを担当された佐々木先生に、感想を伺いました。
「『ふるさと』の合唱では最高のパフォーマンスを発揮してくれ、本番に強い本校児童の底力を改めて感じさせられました。これまでの厳しい(?)練習についてきてくれた子どもたちに感謝、感謝です!」
※ヤマハ音楽振興会の主催で1969年から1986年まで行われた音楽コンテスト。幅広く若者達の間に浸透し、日本のポピュラー音楽界にも多くの優れたシンガー・ソングライターをおくりだしました。