コンサートには、豊橋市を中心に、愛知県と静岡県より11組が出演しました。
ピアノ・エレクトーンのソロ演奏では、それぞれバラエティに富んだ作品を力いっぱいの表現で披露しました。また曲名のとおり「春のおとずれ」を感じさせる、爽やかなピアノとフルートのデュオ、そして大好きなブラームスにならって書いたという、メロディアスでロマンティックなピアノとヴァイオリンのデュオなど、どの作品も魅力に溢れ、観客を魅了しました。
また第2部冒頭の「即興演奏」では、開演前のロビーで来場のお客様から寄せられた短いメロディーをもとに、その場で出演者2名がそれぞれピアノ・エレクトーンにより演奏し、出来上がった曲に満員の客席からは大きな拍手が贈られました。
プログラムの後半2曲は、「豊橋ウインドアンサンブル」との共演です。
この団体は、豊橋市を中心に活動されているアマチュアの吹奏楽団で、1971年に発足。豊橋市内で演奏活動を行っている吹奏楽団の中では最も歴史のある団体です。定期的な演奏会を軸に、学校・施設などへの訪問演奏、地区・自治体主催イベントから依頼演奏など幅広く活動を行っています。
まず1曲目、大河ドラマのテーマ曲のような「和」の雰囲気を生かしたピアノと吹奏楽の作品。そしてフィナーレは、広大な空をかける風と雲の変化を表現したエレクトーンと吹奏楽の作品。何れも力強いシンフォニックなサウンドに見事に溶け込んだ感動的な演奏で、約1,000名近い満員のお客様からの暖かく大きな拍手に包まれながらコンサートの幕を閉じました。
なお、このコンサートの模様は、来る11月3日(火・祝)6:00~6:30にテレビ番組として、テレビ愛知にて放送される予定です。
※JOC公式サイトにてコンサートのダイジェスト映像を後日公開予定です。
http://www.yamaha-mf.or.jp/joc/