エレクトーンプレイヤー、そして日本のキーボード界を代表するトップアーティスト、窪田宏氏が「ハママツ・ジャズ・ウィーク」に3日間出演しました。
- ■10月20日(木)「出前ジャズコンサート」浜松市立麁玉小学校
- ■10月21日(金)「出前ジャズコンサート」浜松市立下阿多古小学校
- ■10月23日(日)「ストリート・ジャズフェスティバル」かじまちヤマハホール
今年で25回目を迎えるこのイベントは、10/15~23の9日間にわたる日程で開催、現在ではジャズファンのみならず、多くの地元市民や全国の音楽愛好家が「楽器の街」浜松に集うイベントとして親しまれています。
今年も国内外の様々な著名アーティストやアマチュアで活動する個人・団体が市内の多数の会場で熱い演奏を繰り広げました。
今回の「出前ジャズコンサート」は、普段あまり生のジャズ演奏に触れる機会のない小学生に「ジャズの魅力、音楽の醍醐味を味わってもらいたい」との窪田氏の思いで実現した企画です。
2校とも全校生徒と先生を前に、それぞれ約1時間のステージで盛り上げました。
飽きさせない巧みなMCと分かりやすいジャズの解説、間近で見る圧巻の演奏・パフォーマンスで、子どもたちは最後まで元気に一生懸命聴いてくれました。
地元「浜松祭り」のラッパのメロディを基にした曲では、思わず首を振り体を動かす子や、卒業式でもよく歌われる『Believe』では一緒に歌いだす子も多くみられました。
途中、学校の金管バンドとの合奏や、生徒全員のピアニカやリコーダーとの合奏もあり、また、窪田氏の最新アルバム「Vocalize」収録曲『Tokyo Games』(東京オリンピック開催決定の時に作曲)の演奏では、小学生のコーラスを起用してのCDレコーディング時と同様に、会場の子どもたち全員にスキャットで参加してもらいました。
子どもたちにとっては、一流のプロミュージシャンと一緒に演奏できて、忘れられない良い思い出になったことでしょう。
後半の『Gemma』ではリモートコントローラーでエレクトーンの音を出し、弾きながら客席を練り歩く姿に子どもたちはびっくり、目を丸くしていました。
全体を通して、楽しい雰囲気の中にも圧倒的な迫力とサウンド、スーパーテクニックが光り、あっという間の1時間でした。