ヤマハ・ガラ・コンサート 2018 出演者コメント

第1部

1. 富岡 万葵(とみおか まき) 14歳 エレクトーン 宮城県

曲名:celebration!!

作曲:富岡 万葵

(2016年度ジュニアオリジナルコンサート参加作品)

コメント:
憧れのガラ・コンサートに出演できることを大変嬉しく思います。この曲は今まで以上にモチーフの使い方やハーモニーの選び方にこだわって作曲しました。華やかな祝典の幕開けやその様子など、私の考えるセレブレーションの世界が皆様に伝わると嬉しいです。

2. 山本 響斗(やまもと おと) 9歳 ピアノ 愛知県

曲名:組曲「ぼくの宇宙旅行」
1.ロケットにのって出発! 2.銀河のかなたへ 3.宇宙遊園地

作曲:山本 響斗

共演:山本 爽楽(14) ピアノ

(2016年度ジュニアオリジナルコンサート参加作品)

コメント:
ガラ・コンサートという憧れの舞台で演奏できて夢のようです。望遠鏡をのぞいて夜空を見ていると、遠い星に行ってみたくなり、曲に表しました。皆さんにもロケットに乗って宇宙旅行を楽しんでもらえるよう、二人で息を合わせて演奏します。

3. 菊池 碧(きくち あおい) 17歳 ピアノ 愛媛県

曲名:マリンバとピアノのための競走曲「Race!!」

作曲:菊池 碧

共演:永野 雅晴 マリンバ

(2016年度ジュニアオリジナルコンサート参加作品)

コメント:
「疾走感」をテーマに、2つの楽器が競争をしているような勢いのある曲を作りました。マリンバならではの奏法も曲に彩りを添えています。10年間参加してきたJOCでの最後の作品をこの素晴らしい舞台で演奏する機会を頂き、心から感謝しています。

4. 吉田 心音(よしだ ここね)10歳 エレクトーン 滋賀県

曲名:Ariel's Undersea Adventure

作曲:吉田 心音

共演:吉田 和奏(16) エレクトーン

(2016年度ジュニアオリジナルコンサート参加作品)

コメント:
大好きなリトルマーメイドの世界を想像して作曲しました。美しく輝くブルーの海。何かが起こりそうな暗闇の海底。今日はお姉ちゃんと一緒に、聴いてくださるみなさんに色々な海の表情が伝わるよう、心を込めて演奏したいと思います。

5. 五味 結子(ごみ ゆうこ) 11歳 ピアノ 埼玉県

曲名:ピアノソナタニ長調 Hob.XVI-4より第1楽章/夢路より

作曲:F.J.ハイドン/S.C.フォスター

編曲: ― /国府弘子・五味結子

コメント:
ガラ・コンサートに出演できて本当に嬉しいです。私はピアノが大好きです。音が持っている色、形、香り、他にもたくさん表現できるようになりたいです。先生からたくさん教わって素敵なピアニストになりたいです。

※第2回ヤマハジュニアピアノコンクール B部門 第1位

6. 上原 悠(うえはら ゆう) 15歳 ピアノ 東京都

曲名:喜びの島

作曲:C.ドビュッシー

コメント:
ドビュッシーは、ヴァトーの「シチリア島への巡礼」という絵に影響を受け、この曲を作曲しました。色彩感に満ちたこの美しい曲をこのような大きな舞台で演奏できる機会を頂き、とても光栄です。精一杯表現したいと思います。

※ヤマハ音楽院 ヤマハマスタークラス ピアノ特別コース

7. 川上 天馬(かわかみ てんま) 18歳 エレクトーン 千葉県

曲名:星影のステラ

作曲:V.ヤング

編曲:川上天馬

コメント:
オルガンの音や奏法を取り入れ、ファンキーかつ温かみのあるアレンジに仕上げた「星影のステラ」は、自分自身、演奏していてとても楽しいです。会場の皆さんもわくわくしたり、ハッピーな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

※ヤマハエレクトーンコンクール2017 一般部門 第1位

第2部

8. 松田 彩花(まつだ あやか) 14歳 ピアノ 福岡県

曲名:組曲「こどもたちの国」
1.おしゃべり 2.ブランコ 3.鐘 4.深い夜 5.おもちゃの世界

作曲:松田 彩花

(2016年度ジュニアオリジナルコンサート参加作品)

コメント:
初めて曲を作った小学1年生の時からずっと憧れていたこのコンサート。出演できる事がとても嬉しいです。今回の曲を作った時、どんな楽器を登場させよう、どんな音色になるのかなぁと想像するだけでワクワクしました。楽しんで演奏します。

9. 加羽沢 美濃 ピアノ

曲名:穂高よ永遠なれ、ベリンジア、やさしい風、テキサス(ヤマハ音楽教室在籍時JOC作品)ほか

作曲:加羽沢 美濃

コメント:
穂高よ永遠なれ(HOTAKA)
2003年5月に放送されたテレビドキュメンタリー「穂高よ永遠なれ〜北穂高小屋物語」(JNN共同制作)のテーマ曲として作曲しました。
国内をはじめ、ヨーロッパのオーケストラでも再演されています。
空撮による、スケール感のある映像や、山小屋で働く方々の温かい人間模様を音楽でも伝えられたらと言う思いを込めて、作りました。
冒頭の音形の駆け上がりは、自然の持つパワーや、穂高の山の高さを表現しています。

ベリンジア(Beringia)
鈴木光司氏の小説「楽園」(新潮社)をイメージし、氏のプロデュースにより作ったアルバム「楽園」の中のメイン・タイトルとして作曲しました。
物語は一万年の時を超えたラブストーリー。
「ベリンジア」とは一万年以上前、ユーラシア大陸と北米大陸が陸続きだったころ、両大陸を繋いでいた地峡のこと。現在は水没し、ベーリング海峡となっている。
太古に地峡であった頃へのノスタルジックな思いを太い旋律で表現しています。

テキサス(Texas)
ヤマハJOC(ジュニアオリジナルコンサート)時代の作品です。小学校四年生のときに作曲しました。
従姉妹に、テキサスのペンパルから届いた写真集を見せてもらった時に、その風景に衝撃を受け、触発され、いつかこんな所に行ってみたいと憧れを抱きながら作曲しました。
無調、旋法、ジャズなどに憧れていた時期でもあり、様々な世界が登場します。
冒頭はリズミカルで民族色もあり、中間部は小学生らしからぬ、セクシーな旋律が飛び出す、自由な発想に溢れた作品です。

やさしい風(Gentle Wind)
初めてヨーロッパを旅した時に作ったアルバム「やさしい風」〜いくつもの風景 のなかの一曲。
イタリアからオーストリアへ、アルプスを越える列車の車窓を見ながら、作曲しました。
広い大地、大きな空の下、やさしい風をのびやかに感じて、この曲が生まれました。
元は室内オーケストラの編成でしたが、その後、ピアノソロやトリオ、ユーフォニアムとチューバ等、様々な編成にアレンジされ、多くのアーティストに演奏されています。
今回はフルオーケストラバージョンでお楽しみいただきます。