1977年生まれ。ヤマハ音楽教室でピアノと作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校作曲専攻を経て同大学作曲科中退。リューベック音楽大学大学院作曲専攻を最高点で修了。在独中に北ドイツ放送局ラジオで《雲容烟態》を放送初演、日本スイス国交樹立150周年記念作品《阿吽III》をバーゼルで初演。ヴァイオリン曲《阿吽》およびチェロ曲《阿吽II》ではフレーズと形式の関係に、室内楽曲《はれ》では音列と形式に焦点を当てて現代音楽作曲の可能性を考察した。教育的なピアノ曲や管弦楽版の社歌作曲も行う。上野学園大学准教授、東京藝術大学作曲科非常勤講師を経て、現在岐阜大学准教授、名古屋芸術大学、愛知県立明和高校音楽科、東京藝術大学大学院（ソルフェージュ）各非常勤講師。ヤマハピアノグレード諮問委員および5～2級試験官。全日本ピアノ指導者協会指導者育成委員。日本ソルフェージュ研究協議会理事。著書に『応用楽典　楽譜の向こう側』、『鍵盤和声　和声の練習帖』、『上田晴子のライヴ・レッスン！』（共著）。室内楽作品、論文、楽譜解説、雑誌連載等多数。