
ヤマハ大人の音楽レッスンは、おかげさまで誕生から30年となりました。
スタートは1986年。「楽しい」「あきない」「うまくなる」を基本理念に、中高生から大人まで幅広い世代の方々に楽器演奏を通じて様々な音楽の楽しみ方を提案する事を目的として誕生しました。
開設当初は「ヤマハポピュラーミュージックスクール」が正式名称で、当時人気だったテレビ番組の影響もあり、空前のバンドブームの中、中高生を中心とした多くの若者に支持されました。
若者を中心としてスタートした「ヤマハ大人の音楽レッスン」は、ただ単に楽器を習うことから、「日常生活の中で気軽に音楽を楽しみたい」というニーズへと変化し、会社帰りにレッスンへ通う大人の方々が増えてきました。
1997年には2回目のシステム改訂を行い、様々なニーズに対応でききるよう、豊富なレパートリーを揃えました。
新たに、バイオリン、チェロの弦楽器教科がスタートしたのもこの年です。またこの頃、管楽器・弦楽器教科を中心に大人数によるアンサンブルイベントがスタート。ゴスペルイベントも各地で開催され、多くの生徒さんが憧れのステージを目標にレッスンに励みました。
その後、教室環境整備を進め、大人専用教室の拡大により生徒数が拡大。第一次ベビーブームに誕生した団塊の世代を中心に、「自分のペースでゆったりと音楽と向き合いたい」という生徒さんも増え、2008年には末永く音楽を楽しんでいただける教室へ、より学びやすい教材へと、幅広い年齢層に対応した教材改訂を行いました。
また、音楽と運動を組みあわせた「ウェルネスプログラム」もスタートし、健康志向のシニア層から支持されています。
このようにヤマハ大人の音楽レッスンは、30年の歴史の中で、若者中心の教室から、次第にシニア層も含む幅広い世代に対してレッスンを提供する教室へと変化してきました。
これからも、「楽器をうまく演奏できるようになりたい」「自分のペースでゆっくり音楽を楽しみたい」「仲間とのコミュニケーションを大切にしたい」など、生徒さん一人ひとりの夢や想いを叶える場を提供し続けていきます。