エレクトーン作品コンテスト2018第5回 受賞作品

飯田 香織さん
あいみるの時 ~マリンバと弦楽のための~
竹田 早杜さん
la douce chaleur ~優しいぬくもり~
長谷部 光祐さん
Way Home
山本 真央さん
SCARLET LADY

受賞者コメント

優秀賞:沖山 咲奈さん(尚美ミュージックカレッジ専門学校)

[画像]沖山 咲奈さん
部門
作曲部門
作品タイトル
群像の感覚
コメント
この度はこのような素晴らしい賞をいただくことができ、大変嬉しく光栄に思っております。
この曲は私が今まで作ってきたもののなかで1番時間がかかった曲です。
以前の私の曲の作り方は、まず1つのテーマを決め、それに沿った物語を考えてから作曲をしていくというスタイルのものでした。しかし今回は「モードを使った曲作り」をテーマに、物語はとくに作らず作曲しました。
最初に提示した主題を大切にし、いかにうまく展開、発展させられるかをじっくり考えながら作り進めていきました。その過程の中で「次はどうしよう」と悩むことも多く、とくに中間部の作曲には時間がかかってしまい焦った時期もありましたが、納得のいく曲ができてよかったと思っています。
この賞を励みに、これからは演奏技術と創作力の更なる向上を目指していきたいと思っています。
最後になりましたが、審査してくださった審査員の皆様、いつもご指導してくださる先生方、全ての方々へこの場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

優秀賞:佐々木 毬奈さん(国立音楽大学)

[画像]佐々木 毬奈さん
部門
作曲部門
作品タイトル
River
コメント
この度はこのような賞を頂く事ができ、とても嬉しく思っています。
今回応募した オリジナル曲「River」には、大きく2つの意味があります。
この川の向こうには憧れの世界が広がっている。しかし、なかなか簡単に行きつけない深くて長い川…私の住んでいる街には大きな川があり、行きはこの川を渡ると、活動の場、勉強の場へ、また、帰りはこの川を渡ると安らげる家に帰ります。
四季の移り変わりで様々な表情を見せる美しい川によって、自分の意識のスイッチが切り替わっていきました。
そんな二つの意味合いをRiverに愛しい気持ちを馳せて作曲しました。
聴いてくださる方それぞれの「River」を感じていただけたらと思います。
これからも、自分の音楽を精進して、音楽で人と繋がっていけるととても嬉しく思います。
最後にお聴きくださった皆さま、お世話になった皆さまに心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

佳作:飯田 香織さん(国立音楽大学)

[画像]飯田 香織さん
部門
作曲部門
作品タイトル
あいみるの時 ~マリンバと弦楽のための~
コメント
この度はこのような賞をいただき、大変嬉しく思っております。ありがとうございます。
「あいみるの時」とは、再会のとき、また会えるとき、という意味の言葉です。
私がこの言葉に出会ったのは、高校1年生の時、中田喜直作曲の「さくら横ちょう」という曲のなかの、あいみるの時はなかろう、という歌詞でした。
マリンバをフィーチャーした曲を作りたいと思って作り始めたこの曲でしたが、マリンバの減衰音と「あいみるの時」という美しい言葉に込められた切ない想いが繋がり、ずっと心の中にあったこの言葉をこの曲に使うことにしました。
私自身が打楽器経験者でもあり、中でもマリンバは大好きな楽器だったので、実際にマリンバで演奏しても無理のない、そして効果的に響く音楽になるよう心掛けました。
私がこの曲で表現したのは、会えないとわかっていても会いたいと願ってしまう、そんな切ないあいみるの時です。編成はマリンバと弦楽合奏のみの大変シンプルなものですが、その響きの中に切なくも激しい想いを感じていただけたら嬉しいです。
最後になりましたが、ご指導いただいた先生方をはじめ、お世話になった皆様に感謝申しあげます。ありがとうございました。

佳作:竹田 早杜さん(関西外国語大学)

[画像]竹田 早杜さん
部門
作曲部門
作品タイトル
la douce chaleur ~優しいぬくもり~
コメント
この度は、大変素晴らしい賞をいただきありがとうございます。受賞は私にとってとても心強く、光栄な出来事で、たくさんの方に聴いていただける機会をいただけたことが何よりも嬉しく思います。大学に進学し、少し立ち止まったとき、それまでとは違う側面から、人々の心に残る優しい曲を作りたくなりました。この曲は今の自分の将来を考えたときの揺れ動く想いがベースになっています。夢と現実、迷いや焦り…。私はこれまでたくさんの方に支えられてきました。ずっと近くで大きく温かく見守ってくださった先生方、家族、友人たち。たくさんの感謝の想いを「希望」というテーマに込めてこの曲をつくりました。聴いてくださる方が安らぎ、ひとときでも暖かい気持ちになっていただけたら大変幸せです。また、音楽には国境を越える力があると信じています。「音楽を通して世界の人びととつながりたい」というのが私の夢。これからも、たくさんの音楽に触れ、いろいろな経験を積み重ね、感謝の気持ちを忘れず自分らしくまっすぐに音楽と向き合っていきたいと思います。
ありがとうございました。

佳作:長谷部 光祐さん(昭和音楽大学)

[画像]長谷部 光祐さん
部門
作曲部門
作品タイトル
Way Home
コメント
この度は、このような賞を頂くことができ、大変嬉しく思っております。
「Way Home」は、ある日の学校帰り、自転車に乗りながら、いつの間にか口ずさんでいたフレーズからできました。その日一日を回想しながら、楽しく帰る、そんな曲です。嫌なことさえ良き思い出にしてしまうような、明るさを持ち合わせた曲になったのではないかと思います。
音楽はその時にしか感じることのできない様々な感情も、事細かく鮮明に残すことのできる唯一のツールだと考えています。時が過ぎるのは早いもので、大学生活で得た多くのことを振り返る、私にとって大切な作品の一つとなりました。楽しかった日も、嫌なことがあった日も、帰り道に是非聴いてほしいものです。
最後に、この曲を聴いてくださった皆様、日頃からお世話になっております先生方や友人、両親、全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

佳作:山本 真央さん(大阪音楽大学)

[画像]山本 真央さん
部門
作曲部門
作品タイトル
SCARLET LADY
コメント
この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変嬉しく思っております。
この作品は、”電子オルガンで演奏する”ということの意味について悩んでいる時期に、多くの人と出会い、様々な刺激を受けながら書いた曲です。
やりたいことが多く一人で演奏するのが困難だったり、欲しい音色が生楽器にしか出せなかったりと、電子オルガンの限界ばかりが気になり、楽器としての立ち位置を考えるようになりました。
幅広いジャンルの音楽を再現する電子オルガンですが、今回は”電子オルガンソロとして映える作品とは何か”に視点を置き、私の1番好きな楽器・ヴィブラフォンを編成に含めたビッグバンドスタイルで作曲しました。
また、去年の夏休みに学校の友人たちとセッションで「All Blues」という3拍子の曲を演奏していたのですが、音楽が進んでいくうちに気が付くとファンクになっていて、元の3拍子に戻すのに苦労した、という楽しい夏の思い出もアレンジの要素に入れてみました。作品コンテストに応募してからも試行錯誤を重ね、最終的には全く違うアレンジに仕上がりましたが、最初のこの作品があったからこそだと思います。
最後にお世話になった先生方、応援してくださった全ての皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。