ずっと、音楽と一緒に。 ON-KEN SCOPE

ON-KEN SCOPE とは?

ずっと、音楽と一緒に。
ON-KEN SCOPE
  1. ホーム
  2. 子育て・教育
  3. 非認知能力と音楽
  4. 子どもが探索できる環境・静けさのある環境を
子育て・教育
“声”のエキスパートである志村洋子先生(博士(教育学)、埼玉大学名誉教授、同志社大学赤ちゃん学研究センター嘱託研究員)による連載の最終回。第2回では子どもの聞こえには特徴があると語った志村先生。それでは、子どもたちにとって心地よい音響環境とは、非認知能力が育まれる環境とは?保育の最前線はどうなっているのでしょうか。
連載
赤ちゃんの「声」と向き合って――志村洋子先生に聞く

子どもが探索できる環境・静けさのある環境を

先生の声を聞くために足元へ駆け寄る子どもたち

志村先生の連載第2回では、子どもの聞こえの特徴を知ることで関わり方を工夫できるというお話がありました。多くの乳幼児が1日のうち長い時間を過ごす保育園やこども園などは、音響的にはどのような環境が望ましいのでしょうか。

 

――これまでの研究によって子どもにとってよい環境は明らかになってきています。第2回では、子どもにとって雑然とした音、その大音量の中から必要な音を聞くのは難しいとお話ししましたね。保育園やこども園の中でも、先生の声は先生の近くにいる子にはよく聞こえていても、離れている子には他の声と先生の声が紛れて何を言われているか分からないことが多いです。

 

何かにつけて先生のところに駆け寄って来る子は、先生が好きだから近くに来るだけではないかもしれないと実習生に話すのですが、先生の言葉を近くで聞こうとしている子どももいるからです。したがって、まずは先生も子どもも、皆が一緒の時に大声で話さなくてすむ場にするのが大切ということになります。

もっと読む

静かな環境だとケンカも減る?

環境に主体的に関わる力を育もう

子どもは何を発信しているのか

大人も互いを補う優しい風土を

◇プロフィール

今後より一層内容の充実を図るため皆さまからのご意見・ご要望をお聞かせいただきたく、アンケートへのご協力をお願い申し上げます。(全12項目)
この記事をどのようにして見つけましたか?※必須

入力枠

この記事についての印象をお聞かせください。※必須
この記事の文字量はいかがでしたか?※必須
この記事は役に立ちましたか?※必須
この記事がご自身にとって何に役立つと思われますか?(複数回答可)※必須

入力枠

このサイトには何回訪問されましたか?
このサイトのご利用頻度をお聞かせください。
あなたの職業をお聞かせください。※必須

入力枠

あなたの年代をお聞かせください。
あなたの性別をお聞かせください。
興味をお持ちのテーマをお聞かせください。(複数回答可)

入力枠

この記事についてのご感想やご意見などご自由にお書きください。
ページトップへ