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子育て・教育
今日、教育やビジネスなどさまざまな分野で注目されるようになった “非認知能力”。「非認知能力と音楽」シリーズの今回のゲストは、森口佑介先生(京都大学准教授)です。『自分をコントロールする力:非認知スキルの心理学』(講談社現代新書)の著者でもある森口先生の専門は、発達心理学と発達認知神経科学。特に後者の学問はあまり耳にしたことがないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ジョンソン著『発達認知神経科学』によれば、それは「脳の成長と心的プロセスの発達の関係を探る学問」(東京大学出版会)だといいます。特に子どもの心と脳の発達をめぐる諸問題に森口先生は取り組んできました。
連載
森口佑介先生に聞く「実行機能」が大切な理由

自分の中にいる “自分のエグゼクティブ(執行取締役)”

非認知能力=知能以外の力の総称?

森口先生の著書『自分をコントロールする力:非認知スキルの心理学』には、タイトルに「非認知スキル」という言葉が用いられています。「非認知能力」や「非認知スキル」、これらが注目されるようになった背景と言葉の意味、そして中でも森口先生が重要と考えているものは何でしょうか。

 

――今日では、非認知能力の重要性が多くの分野で叫ばれるようになりました。従来、世界的に大事にされてきたのはどちらかと言えば学力ですね。例えば、いかに速く物事を覚えられるか、数学の問題を解けるかといった力です。

取材はオンラインで行いました

ある学術的なフレームワークの中では、学力に必要な知能は認知能力と呼ばれます。しかし教育が認知能力一辺倒になってしまっているのではないかという反省から、認知能力以外のものが非認知能力と呼ばれるようになりました。経済学者のジェームズ・ヘックマン氏が初めにこの言葉を用いて、それが広まったという流れがあります。

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キーワードは「実行機能」

幼児期から大きく成長する実行機能

実行機能に個人差が生じる要因

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