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子育て・教育
「社会情動的スキル」をテーマとする荒牧美佐子先生(目白大学准教授)の連載、最終回は特に習い事に焦点を当てたお話と、子育て支援について伺います。連載第2回では「社会情動的スキル」がどのように育つかに関連して親子関係が話題になりました。育児感情や保護者への支援に関する研究はまさに荒牧先生の専門分野です。子どもには子どもなりの考えがあり、親にはさまざまな願いや期待がある、先生には教育のプロとしての矜持がある――それでも、丁寧に互いの声に耳を傾けることが、せわしない現代社会では大切なのかもしれません。
連載
荒牧美佐子先生に聞く「社会情動的スキル」

フクザツな育児感情

親も子も忙しい現代社会

連載第2回では、社会情動的スキルの成長において親子がリラックスして活動を楽しむというポイントが提示されました。しかし今日では幼児期でも日々とても忙しく過ごす親子も少なくないと聞きます。

 

――育児不安の研究において、親にとって子どもの日々のスケジュールのマネジメントはストレスにつながることがわかっています。特に子どもが何人かいて、幼稚園や小学校などそれぞれの予定が組み合わさると、自ずと忙しくなります。共働きの家庭も増え、家族のスケジュールは複雑化しました。習い事ひとつとっても、送り迎えなどをこなすだけで大変です。いくつもやらせてあげたいと思えば、費用もかかります。

 

そして、せっかく習い事をさせるなら、中途半端にならずに、ちゃんと取り組んでもらいたい。そう思うのではないでしょうか。レベルに応じて、級とか、段とか、グレードが細かく設定されている場合も多いでしょう。親はそうした指標によって、自分の子どもがどのくらい達成できているのか知りたいと願う一方で、同じくらいの年齢のお友達と比較して一喜一憂したりすることもあるかもしれません。

 

ただし、個人差もあるので、あまり周囲と比べすぎる必要はないかと思います。ここまでも述べてきた通り、まずは、子ども自身が楽しんで取り組めているかどうかが大事かと思います。

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