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子育て・教育
ヘックマン氏の研究で明らかになったように、IQ(知能指数)では表せない力が大人になってからの幸せに大きく影響を及ぼします。それではその「非認知能力」という言葉で呼ばれる「自己に関わる心の力」や「社会性」はどのように育まれるのでしょうか。遠藤利彦先生(東京大学教授)は「アタッチメント」の重要性を強調します。
連載
もっと知りたい!子どもの発達に関するキーワード 遠藤利彦先生に聞く「非認知能力」

アタッチメントと心の発達

アタッチメントは「くっつく」こと

遠藤先生の主な研究テーマの一つである「アタッチメント」。カタカナで綴られるのはなぜなのでしょうか。

 

――アタッチメント、日本語ではずっと「愛着」という訳語が使われ続けています。「愛着」はとても響きの良い魅力的な言葉だと思うのですが、愛という言葉が入っているがゆえに時々「愛情」と混同されてしまうことがあります。そこで本来の意味をできるだけ正確に知っていただきたいという願いから、最近は敢えて英語をそのままカタカナに置き換えて「アタッチメント」と言う人が増えているのかなと言う気がしています。

 

「アタッチメント」は何を意味するかというと、attach=くっつくということです。ただし、いつでも誰彼構わずくっつくことがアタッチメントではなく、子どもが怖くて不安だったり感情が崩れたりしたとき、特定の信頼できる人にくっついてもう大丈夫だという安心感に浸る、これがアタッチメントです。小さい子どもであれば1日何十回と見られる、このごく当たり前のことが、わたし達大人が頭で考える以上に長期にわたって人間の心と身体の健康や幸せに対して大きい影響力をもっている。こうしたことが研究の世界で確かめられてきています。

 

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